無人航空機基盤と自律ロボット訓練サービスの2件に、総額340万ドル超の米軍契約が決まった。2件は、企業の提案を審査・蓄積し、政府内で検索できる米陸軍のDevX Autonomyを通じて選ばれた。
審査済みの提案を政府内で検索する仕組み
米陸軍のArmy Applications Laboratoryが設けた提案基盤DevX Autonomyは、自律・無人システムを扱う企業の提案動画を収めている。動画は政府の要件に合うか審査され、契約対象になり得る提案として政府の担当者に示される。
企業が一度提出した提案は、個別の公募だけで使い切る情報ではなく、政府内の組織やプログラムをまたいで検索できる提案情報として残る。複数の公募へそれぞれ回答する方式に代わる提出経路となっている。
90件超の候補から2件の契約が決定
2026年9月時点で、政府の担当者がDevX Autonomyから選べる企業の提案は90件を超える。この候補群から政府機関が自律・無人システムの提案を探し、契約へ進める仕組みだ。
今回、HylioとMarathon Targetsの2社に、合計で340万ドル超が授与された。米陸軍によると、資金は政府機関とともに両社の能力を現場へ導入し、発展させるためのものだ。
拡張可能な無人航空機基盤に190万ドル超
Capability Program Executive Mission Autonomyは、HylioのARES HYL-300に190万ドル超を授与した。米陸軍はこれを、米国防総省の多様な任務用途を想定した、拡張可能な無人航空機基盤と説明している。
自律ロボット訓練サービスに150万ドル超
もう1件では、米空軍特殊作戦軍の第27特殊作戦契約中隊がMarathon Targetsに150万ドル超を授与した。契約対象は、小型無人航空機の選定と訓練に用いる自律ロボット訓練システムのサービスである。