AI

IntelのAI推論向け新GPU、160GBのLPDDR5Xメモリーを搭載へ

この記事のポイント

  1. 実現したこと

    空冷の企業向けサーバーでAI推論を担う新GPUの設計が示された。

  2. 実現の仕組み

    Xe3Pマイクロアーキテクチャと160GBのLPDDR5Xメモリーを組み合わせる。

  3. 得られた結果

    Intelは、新GPUの顧客向けサンプル提供を2026年後半に見込む。

  4. 従来との違い

    新GPUに先立ち、統合ソフトウェア基盤は既存のArc Pro B-Series GPU上での開発・試験段階に入っている。

空冷サーバー内に搭載された推論GPUと大容量メモリーを描いた説明イラスト
AI生成画像

AI推論向けデータセンターGPU「Crescent Island」の設計に、160GBのLPDDR5XメモリーとXe3Pマイクロアーキテクチャが採用された。空冷の企業向けサーバーで電力とコストを抑えることを目標とする。

空冷サーバーでの推論を想定したGPU

Intelが発表したCrescent Islandは、AI推論向けのデータセンターGPUだ。空冷の企業向けサーバーに搭載し、電力とコストを抑えることを目標に設計されている。

Xe3Pと160GBメモリーを組み合わせる

演算部には、電力当たりの性能を重視したXe3Pマイクロアーキテクチャを採用する設計だ。メモリーの主要仕様は160GBのLPDDR5Xで、Intelは推論処理に向けてメモリー容量と帯域幅を大きく取る方針を示している。

幅広いデータ型を推論用途へ

このGPUは幅広いデータ型に対応する設計である。Intelは想定用途の一つとして、生成したトークンをサービスとして提供する「tokens-as-a-service」事業者向けの推論を挙げている。

既存GPU上で進むソフトウェアの開発と試験

異種AIシステム向けの統合ソフトウェア基盤は、Arc Pro B-Series GPU上で開発・試験が進んでいる。この段階で初期の最適化と改良を行い、IntelはCrescent Islandの顧客向けサンプル提供を2026年後半に見込んでいる。