AI処理を端末内で実行できるPC群の導入が、米アリゾナ州立大学のフットボール部門で進んでいる。選手獲得、試合分析、映像制作を対象に、現場での使い方を評価する。
フットボール部門にAI PC群を導入
アリゾナ州立大学は、フットボール部門で端末内AIの用途を評価するため、AI PC群の導入を進めている。Intelが示した導入対象は、Intel vProプラットフォームを搭載したノートPCのLenovo ThinkPad X9-14 Gen 1だ。
内蔵NPUでAI処理をPC本体へ
Intel Core Ultraプロセッサーを搭載するAI PCには、AI処理向けのNPUが組み込まれている。この構成により、AIの処理をPC本体で実行できる。
Intelは、クラウドにAI処理を依存する従来型PCとの違いを、処理場所を端末内に置ける点に挙げる。フットボール部門は、この端末内処理を業務でどう使えるか評価している。
選手候補の分析と試合準備を評価
選手獲得では、候補者の映像とデータをAIの支援を受けて分析し、チームとの適合性を見極める用途を検討している。映像とデータの分析を、候補者の評価につなげる想定だ。
コーチと分析担当者は、端末内AIによる試合データの可視化や試合準備への利用も評価している。評価対象は、選手候補の検討からチームの試合運営までに及ぶ。
映像制作では生成とタグ付けを試す
映像制作担当者は、AIツールを使ったハイライト映像の生成を試している。試合映像を素材とする制作作業が、評価対象の一つになっている。
動画のタグ付けとリアルタイムのコンテンツ制作も試験対象だ。フットボール部門は、分析業務に加え、ファン向け映像の制作にもAIを使う方法を調べている。